はなの病気

病気の話

花粉症

症状

持続する透明な鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみです。
また、咳が続くこともあります。
かぜの引き始めと区別がつきにくいですが、耳鼻咽喉科医は鼻の中を特殊な器械で診ることで、大まかに判断できます。

原因

スギ、ヒノキなどのよく知られている花粉のほか、カモガヤなどのイネ科の雑草花粉、ブタクサやヨモギなどのキク科の雑草花粉もあります。

治療

内服薬、点鼻薬、目薬を処方します。内服薬には毎日定期的に飲むお薬と症状の強いときに飲む頓服薬があり、症状に合わせて、数種類の薬を組み合わせて処方します。内服薬と点鼻薬を併用することで、より高い治療効果が期待できます。
当院ではスギ花粉症に対する舌下免疫療法(錠剤タイプ)による治療を行っています。花粉飛散前のレーザー手術も効果が期待できます。

 

また重症花粉症の方は、ゾレア®(オマリズマブ)という注射での治療が適用となる場合があります。飲み薬や点鼻薬など従来の方法では効果がみられない方が治療を受けられます。当院ではゾレアの実施はしておりませんが、ご希望の場合は治療経過を見ながら治療可能な医療機関への紹介を行っています。ゾレアについて詳しくはこちらのページをご覧ください。

飛散時期

スギ花粉は2月中旬から、ヒノキ花粉は3月中旬から飛び始めます。
スギ、ヒノキに関しては、マスメディアやネットでも飛散情報を得ることができます。
カモガヤなどのイネ科の雑草花粉は4月下旬から9月下旬、ブタクサ、ヨモギなどのキク科の雑草花粉は8月下旬から10月下旬まで飛散します。

 

監修者情報


こだま耳鼻科クリニック院長こだま耳鼻科クリニック 院長 児玉 将隆

2000年2月に愛知県瀬戸市にこだま耳鼻科クリニックを開業。地域のニーズに的確に応える医療を目指し、耳鼻科医として20年以上診療を行っている。開業前には名古屋市立大学病院、豊田厚生病院(旧:加茂病院)にて勤務し、研鑽を積む。日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会認定耳鼻咽喉科専門医、日本気管食道科学会認定専門医、日本旅行医学会認定医。


 

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