みみの病気

病気の話

外耳道湿疹

原因

耳かきや綿棒を使って頻繁に掃除をしていると、外耳道の中の皮膚が剥がれたり、傷つけてしまい、皮膚のバリア機能が低下します。

バリア機能が低下し、乾燥しやすくなったり、細菌に感染しやすくなったりすることで、痒みを引き起こすのが外耳道湿疹です。

他にも、アトピー性皮膚炎などのアレルギー反応や耳の中の分泌物が引き起こす脂漏性湿疹が原因となることもあります。

症状

耳のかゆみが主な症状ですが、

・耳の中がガサガサする

・耳の入り口あたりの皮膚がただれる

・ジュクジュクする

のように皮膚の状態が変化することが特徴です。耳の中は、鼻や口の中のように粘膜でおおわれているわけではありません。腕や顔などと同じように表面は皮膚で覆われていますので、腕や顔に見られる湿疹と似た症状が見られるのが特徴です。

治療

●耳を触らない

まず、耳を触らないようにすることが大事です。痒みが我慢できないからと言って、爪や綿棒、耳かきなどでかきむしってしまうと、皮膚が剥がれさらにかゆみが強くなることがあります。また、耳あかが気になるからといって、耳あかを取ろうとすると耳の中が見えないため、耳あかがついている場所以外も刺激してしまい、湿疹が治りにくくなりますので、耳掃除は控えるようにしましょう。どうしても気になる場合は、専用の器具を使って耳の中を確認しながら耳あかの除去を行いますので、ご相談ください。

●薬をきちんと使う

湿疹を抑えるためにステロイド系の軟膏を塗って治療していきます。綿棒の先に薬をつけて、優しく塗るようにします。ご家庭で薬を塗る場合、全体にいきわたるようにとついつい強くこすってしまいがちですので、力を入れずに塗るようにしましょう。また、点耳薬を使用する場合もあります。点耳薬を使う場合は、体温程度に温めてから使用するようにしてください。点耳薬が冷えているとめまいを起こす場合があります。

外耳道湿疹は繰り返すことが多いため、一度かゆみが治まったからと薬の使用を中断しないようにしてください。耳の中を清潔に保ちながら、症状が治まってからも1週間程度は薬の使用を続けて、耳鼻科で耳の状態を確認することをおすすめします。

監修者情報


こだま耳鼻科クリニック院長こだま耳鼻科クリニック 院長 児玉 将隆

2000年2月に愛知県瀬戸市にこだま耳鼻科クリニックを開業。地域のニーズに的確に応える医療を目指し、耳鼻科医として20年以上診療を行っている。開業前には名古屋市立大学病院、豊田厚生病院(旧:加茂病院)にて勤務し、研鑽を積む。日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会認定耳鼻咽喉科専門医、日本気管食道科学会認定専門医、日本旅行医学会認定医。


 

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