はなの病気

病気の話

副鼻腔炎(ちくのう症)


 

副鼻腔炎(ちくのう症)は、かぜや虫歯、顔面の怪我などを原因として発症する副鼻腔(鼻の周囲、頬の奥や眼の奥にある骨に囲まれた空洞で、鼻とつながっている)の炎症です。急性副鼻腔炎が治りきらずに慢性化したものを慢性副鼻腔炎と呼びます。 炎症が続くことにより、鼻の粘膜が腫れて、副鼻腔の空洞に膿がたまります。

症状

膿のような鼻汁が出る、鼻がつまる、鼻汁がのどに落ちるなどの症状のほか、頭痛や頬の痛み、歯の周囲の痛みが起こります。 においや味がわからない、耳のつまった感じが起こることもあります。炎症が強くなれば、眠れないくらいの激しい痛みや発熱を伴うことがあります。さらに強くなれば、視力障害や髄膜炎を引き起こすケースもあります。

原因

鼻風邪などによって、細菌やウイルスが鼻から副鼻腔に入ることで起こります 副鼻腔の中で炎症が起き、ひどい時は膿が溜まります。この状態が副鼻腔炎です。昔から蓄膿症(ちくのう症)と呼ばれています。

検査

特殊な器械で鼻の中を診るだけではなく、必要に応じて内視鏡で鼻の奥を詳しく診察します。レントゲン写真を撮影して診断する場合もあります。
また、副鼻腔の腫瘍などと区別するために、CTやMRIを基幹病院に依頼して、撮影することもあります。

治療

急性副鼻腔炎の場合は、2~3週集中的に通院してください。治療効果の期待できる抗菌薬を内服していただきます。
副鼻腔炎の治療は、数回の外来治療で治すことが難しいこともあり、治療期間はある程度長くなることがあります。(慢性化したものほどそうした傾向があります)
慢性化した副鼻腔炎にはクラリスロマイシンという抗生剤を少ない量で数カ月内服していただいたり、漢方薬を内服していただきます。
鼻汁が溜まっている場合には、吸い出す治療も行います。また、抗菌薬などを含んだ薬液を鼻の奥まで噴霧吸入するネブライザー治療も行います。
また、ご自宅でネブライザーできる方には吸入液処方いたします。(保険適応)
ご自宅での鼻洗浄も指導させていただきます。

治療は、症状の改善をみて、ポリープの消失や鼻の粘膜腫れ等が完全に治まれば終了です。レントゲンで確認します。

鼻の処置や内服治療でなかなか治らない場合は、手術をおすすめする場合があります。(連携する基幹病院に紹介します)
副鼻腔手術は、内視鏡手術が主流です。この手術法により、手術中、手術後の痛みがかなり抑えられるようになりました。術後の合併症もほとんどなくなりました。
中学生までは副鼻腔が成長、発達過程のため、一般的には手術は行いません。

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