感染症の病気

病気の話

インフルエンザウイルス感染症

インフルエンザウイルス感染症は冬に流行する病気で、38℃以上の高熱や全身の倦怠感、関節痛など普通の「かぜ」と比べて重い症状が見られやすいことが特徴です。同じインフルエンザウイルスといっても、その年に流行する型は様々あり144種類以上の方があるともいわれています。そのため1つの型に感染しても別の型に感染して症状が繰り返すことのある病気です。また毎年10月ころ~1月ころにかけてワクチン接種をすることで、重症化や発症を軽減する効果が期待される病気でもあります。

原因

インフルエンザウイルスへの感染が原因です。インフルエンザウイルスには大まかに分けるとA型、B型、C型の3種類があります。主にA型が例年の流行を起こすことが多く、A型の中には変異型ウイルスなど昨今の大流行を起こすものもあります。

感染している人のくしゃみや咳による飛沫感染や、ウイルスのついたリモコンや手すりなどを介して感染する接触感染が主な感染経路です。ウイルスのタイプによっては、空気感染することもあるので流行期にはマスクの着用や空気の入れ替えなどの対策を心がけましょう。感染してから発症するまでは、1~5日の潜伏期間があるため感染した当初は気付かないことも少なくありません。

症状

・38℃以上の発熱

・頭痛

・悪寒

・咳

・鼻水

・全身倦怠感

・筋肉痛

・関節痛

・結膜の充血

などの症状が見られます。風邪に似た症状が見られますが、通常の風邪による発熱が37℃~38℃程度なのに比べてより高いことや全身倦怠感と全身症状がより強いことが特徴です。

検査

インフルエンザの検査は鼻やのどの粘膜から検体を採取して、検査キットで検査を行います。検査は15分程度で結果が出ますので、当日中に検査結果を確認して治療を開始できます。

治療

症状が出てから48時間以内に抗インフルエンザ薬を服用あるいは吸入することでウイルスの増殖を防ぎ、軽快に向かうことがあります。抗インフルエンザ薬の服用と合わせて、症状がひどい場合には症状を和らげるお薬を使用して体力の回復を図り、ウイルスが体外に排出されることを待ちます。

インフルエンザウイルス感染症の予防法

インフルエンザワクチンを接種することで感染後の発症を抑えたり、やわらげたりする効果が期待できます。ただし、ワクチンを接種したからといって感染しないというわけではありませんので、うがいや手洗い、消毒など感染対策をすることが大切です。

他にもインフルエンザの流行シーズンには人ごみを避けたり、空気が乾燥しないように湿度を50~60%に保つ、定期的に空気の入れ替えを行う、体力が低下しないように生活リズムや栄養バランスを整えることで発症しにくくなります。

家族内でインフルエンザ発症した場合は、予防薬の投与(自費診療)が可能です。

ご相談ください。

登園・登校の目安

インフルエンザは感染力が非常に強く発症すると感染拡大防止のために数日間は保育園や幼稚園、学校を休まなければいけません。学校保健安全法で、小学生以上の場合「発症した後5日を経過し、かつ解熱した後2日を経過するまで」幼稚園や保育園の場合「発症した後5日を経過し、かつ解熱した後3日を経過するまで」出席停止とされています。

 

インフルエンザ出席停止目安(児童)

発症してから5日経過する前に解熱した場合でも、出席することはできません。お友達に感染を広げないためにも、決められた期間はしっかり休んで体力の回復や休養に努めましょう。

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